塾長:赤瀬 憲市
「新たな観光資源の発掘を!」という目的で発足した私たちの塾も今年で丸二年となりました。 平成13年度は、巨木といわれている木々を調査しました。調査するうちに観光資源も大切ですが、 今の様々な地球環境の中で残っている巨樹・巨木・珍しい樹木を守り育て、 子どもたちに残し伝えていくことが今の私たちがするべきことではないかと痛感しました。
そこで、秋の全国緑化月間(毎年10月開催)に合わせて長崎市主催で実施されている「緑化フェアー」に参加し、 「源木森守シンポジウム」と名づけた企画を実施しました。
「巨樹・巨木」や「屋上緑化のメリットと必要性」等のパネル展示、ミニ庭園、園芸装飾や見本展示、 「緑化に対する義務と責任」「緑の効用」他についての講演と「古賀・植木の里散策ツアー」「市内・巨木めぐりツアー」のバスツアーを行いました。
これらの行事で、市民の方々の樹木に対する大きな興味を感じるとることができ、 大変嬉しく思う一方、市民の方々の興味をさらに大きな運動へと発展させるために今後、自分たちが何をすべきか、どう行動するべきかを考えていかなければとも実感しました。
樹木がさらに大事にされ、いつの時代にか巨木といわれる木々が増えていけば、私たちの活動も評価されると思います。
塾活動の集大成として、調査した樹木の資料をCDにまとめ、市内の小学校等に配布しました。 子どもたちに「緑の大切さ」を伝えていけると思います。