人間が生きていくために必要な「水・空気・食物」は、まさに天の恵みです。 しかし、人間は、得てしてこの自然の恵みのありがたさを忘れ、自らの生活の快適さばかりを求めがちです。 このままの生活を続けるなら、自然、いや、地球はあと何年もつでしょうか。
当塾では、これまでのライフスタイルを「自然との共生」という視点から見直すため、 身近な自然をテーマにした「ビオトープ班」と日々、家庭から排出されるごみをテーマにした「ごみ減量班」と2つに班分けを行い、活動を行ってきました。
ビオトープ班では、大園小学校の池をもとにしたビオトープ作りが活動の中心でした。 園芸ではなく、野生とは何かを学び、自然を肌で感じながらの活動でした。 自然を再現するには、莫大な労力と時間を有することを体験し、大自然の壮大さを感じました。
ごみ減量班では、「家庭へのごみの持ち込み、持ち出しを減らそう」をスローガンに掲げ活動してきました。まず、「限りある地球を大切にしよう」という意識づけが必要です。 そこで、「ごみ減らし川柳」を市民の方々から募集し、多数の応募をいただきました。 いずれの作品もすばらしく、中でも、子どもたちのごみに対する意識の高さには驚嘆しました。
塾の活動を通して、地球環境を良くするのも、悪くするのも、私たちの今後の行動にかかっていることを痛感しました。