塾長:谷口 竜一
地域活動を行う場合に生まれる諸問題の解決方法について、「地域の誇りや未だ活用されないでいる資産を掘り起こすこと」により、新しい方法を創新できないか?という目的で塾を開催しています。
塾のキーワードとなる「イノベーション(革新)」はこれまで、技術的・経営学的な概念として捉えられていましたが、当塾では、様々な市民活動を行う場合にも、この概念を活用し、様々な諸問題の解決に繋げていきたいと考え研究しています。
具体的には、長崎における様々分野で活躍している塾生たちとの交流により、人的ネットワークを再構築しながら、交流の歴史など長崎特有のアイデンティティーを探求しています。
さらに、長崎の地域イノベーション(革新)を具現化するために、長崎独自の「ながさき・ぶらんど」の創新について考察します。
毎月1回のペースで開催する定例会では、異なる視点で、テーマとスピーカー(発表者)を設定し、塾生が行っている各種活動について発表します。その後、その過程で生まれる障壁や問題点、改善すべき点の原因や背景を探り、さらに「参加型」のワークショップ等を通して、目標達成への鍵や方法についての考察を加えます。
地域資産・知的財産・人的交流ネットワークなどの「新結合」を活用して、持続可能な地域社会へ向かうための手法についても塾内で検討しています。
最近はオブザーバーとして、塾生以外でも、視察・参加者も出てきて、当塾を中心にした参加者の交流も盛んになってきています。