歴代塾

平成19年度

長崎うんすんかるた塾

塾長:大場 勝彦

 

 「うんすんかるた」を知っていますか?16世紀半ば日本に渡来したポルトガル船の船員達が遊んでいた「南蛮カルタ」が日本人に伝えられました。
その後日本人の手によって修正され「天正カルタ」がとなり、更に元禄時代の頃改良され「うんすんかるた」が生まれました。しかし寛政の改革の時一切の遊興が禁止されこの遊びも姿を消しました。
不思議なことに日本でただ一ヶ所、熊本県人吉、球磨地方だけに残り、今日まで伝えられてきました。

 

 この人吉で10月に全国大会が開催されました。全国から24チームが出場しましたが、私達うんすんかるた塾からも3チーム出場し、準優位、4位と上位入賞を果たしました。
また、市内の小学校にも出張講座をしました。7月には市内坂本小学校6年生の生徒さん42名、9月には仁田小学校4年生の生徒さん63名と一緒にうんすんかるたで大いに盛り上がりました。

 

 このように、子供から大人まで年令に関係なく一緒に楽しく遊べます。人吉地方より先にこの長崎で始まったと思われるこの遊びをもう一度長崎に復活させ地域コミュニケーションや街づくりなどの役に立たせたいと思っています。
是非みなさんも一度この塾に足を運んでみて下さい。そして、一緒に楽しく遊びましょう。

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